通販物流BLOG「(続)私の3分間スピーチ」【第18回】
通販物流BLOG「(続)私の3分間スピーチ」【第18回】
2016.06.01
みなさんこんにちは!!!!!
通販フルフィルメントサービスをとおして、
「安全・安心な通販・EC事業を皆様と共に」をモットーに
・・・法人営業部営業推進の中島です。
前回に引き続き、私の「3分間スピーチ朝礼」で取り上げた、
元ウルグアイ大統領のムヒカ氏についてお話ししたいと思います。
では、彼の言葉に何故、世界中の人々が共感したのか。
私が感じたことは、
①根本的な問題を的確に突いていること。
②日頃から現場に身を置き、現場に課題と答えを見出していること。
③「なぜ」を何度も繰り返して結論に辿り着いている為、
私達が断片的には感じていた事がスピーチの中で繋がってくること。
④ムヒカ氏の壮絶な人生が基盤を創っていること。
(例えば、13年以上の投獄中に唯一許された「科学関連の本」を
読みまくったことも、言葉に説得力と力を加えていると思います。)
このように、「イノベーション」は閃きやアイディアだけでは起こらず、
「人を動かす言葉」で起きることを、改めて痛感した次第です。
また、ムヒカ氏が唱える「見直さなければならないのは、生活スタイルだということ」
について、私たちは何が出来るのか、考えてみました。
例えば、使い捨て商品や寿命をあえて抑えた商品ではなく、
「生涯を共にできる商品」の価値をもっと世界中に広められないだろうか。
そこには、作り手の愛情と使う人の愛情が品物にこめられているはずです。
「日本のものづくり」の技術と精神は、それを継承してきました。
まさに世界に誇る「This is Japan」の真骨頂でもあると考えます。
そのような「This is Japan商品」を広めることが、
世界の先陣を切って、人々の生活スタイルを改革することに繋がると考えます。
政府が耐久性やアフターサービスの充実度からの認定基準と
推奨マーク、及び免税待遇を設定する。
百貨店や小売業、通販会社は、日本中から該当商品を集めて付加価値の高さをアピールする。
そのように官民が力を合わせて取組めば、必ず実現できるはずと考えます。
また、私ども物流会社の役割も考え直す必要を感じています。
物流のスピード向上だけではなく、「より満足感を得るアフターサービス」、
「より付加価値のあるサービス」の実現を目指しております。
そこには、人やモノにも思いやりのある「双方向物流」「循環型物流」サービスの
構築が必要になってくるとも考えています。
以上、このような内容で、3分間スピーチに挑み、
社内メンバーからの反響も多かったので、
今回のブログでも取り上げさせていただきました。
今回ブログをお読み頂いた皆さまから、ご意見を頂ければ光栄です。
長文になりましたが、最後までお読みいただき、
ありがとうございました!!!!!